つい先日も・・・某有名ショップ様のデモカーが盗難される事件が起きましたね。。
車両自体は無事に発見できたようですが、車載品は盗まれ・・・車も壊され・・・という結末。
犯人は見つかっていません。
物騒な時代へとどんどん変化していっています。
最新の盗難方法
今は非常に便利な世の中になりまして、ほぼほぼ最近の車には「スマートキー」とか「インテリジェントキー」等といった、物理的に鍵を回さなくても「カギが開く・エンジンが掛けれる」機能があります。
もちろん、利便性が高いので採用されているのですが、最新の盗難方法では・・・利便性を逆手に取った手口が増えています。
なかなか耳にすることはないかと思いますが「リレーアタック」という名前で呼ばれています。
リレーアタックとは
ここ数年で増えてきている手口でして、簡単に言うと・・・
スマートキーから出ている微弱電波を盗みます!
通常スマートキーは車に近づいて操作しないと反応しないようになっています。
その為、車から少し離れればスマートキーと車との通信が途絶え、操作が出来ない様になっています。
がしかし、仮にその電波が大きくなったらどうなるでしょう?
本来届かないはずの電波が・・届いてしまいますよね?
イメージが湧きづらいかと思いますので、ご親切にYOUTUBEで説明してくれてる動画をご紹介します。
最新のLEXUSが、いとも簡単にドアロックを解除されエンジンを始動して盗む動画です。
※動画がアカウント凍結によりなくなっていましたので、別の動画を。。
[embedyt] https://www.youtube.com/watch?v=EE5Ygm0aFMk[/embedyt]
動画を観て頂ければわかりますが、泥棒は2人組。
オーナーさんについて回った1人がスマートキーの電波を盗み、それを専用の機械で増幅・中継して、車の近くにいる相方へと送ります。
電波を受診した相方の手元の機械は、オーナーのスマートキーと同じ電波をクルマに送信するので、クルマはそれを認識してカギを開け・エンジンを掛けさせてしまいます。
このように電波を盗み、中継しながらクルマを盗むので「リレーアタック」と呼ばれています。
リレーアタックは建物内でも有効
同じチャンネルで配信されていますが、オーナーが自宅にいても電波は盗めます!
[youtube id=gBM9W6OD-SI]
大きなアンテナで受信して、リレーアタックを仕掛けます。
※動画のアカウントが凍結されていました。。
後半の動画は、自動車の故障診断などにも使われるCANを利用し、その後スマートキーを書き換えて盗んでいます。
お気づきの方もおられるかと思いますが、動画は海外の物。
つまり、世界中のスマートキー搭載車には、リレーアタックの可能性があるということです!
このチャンネルを観ると、セキュリティー装着済みの車両も盗まれています。
ですが、何もない車両と比較すると、盗むのに時間が掛かっているのもわかります。
セキュリティーを装着しておけば、盗むのに時間が掛かったり、サイレンが鳴ったり・ハザードが点滅する事などにより、周囲にいる人たちにも異常を知らせる事が出来ます。
当然ですが、盗んでいるのが目立ってバレる様なクルマより、セキュリティーなどが装着されていない車の方が盗難リスクはあがります。
リレーアタック対策
これは対策をしてしまうと、オーナーさんの利便性は下がります。
ですが、盗難はされにくくなります。
対策法はいくつかありますが、一番簡単な方法は・・・操作をする時だけ電波が届くようにし、じゃない時は電波を遮断する事です。
めんどくさいですけどね。。
リレーアタック対策モジュール
世の中頭が良い人がいるもので・・・リレーアタックに特化した製品が出ました!
その名も「リレーブロック」
まんまですな(笑)
詳細はあえて書きません。
セキュリティーとして考えれば当然のことですね。
ただ、どんな製品?と思われる方も多いかと思いますので、ヒントだけ!
本物のスマートキーをお持ちのオーナーさんでも、一定の手順を踏まない限りは「エンジンの始動が出来ない」様になります!
当店のおススメは、アラームシステムを搭載したセキュリティーと、「リレーブロック」の併用です!
基本的に、現在セキュリティーを装着済みのお車でも取付が可能です。
リレーブロックは施工費込みで 3万円前後を予定しております。
※リレーアタック・コードグラバー対策のページを新設しました。
2重3重の構えで、愛車を盗難から守れます!
近日中に製品が当店に入荷しますので、気になる方はお問合せください!
※入荷しました!→こちらにてご紹介してます!
お問合せお待ちしております!